『このままだと、日本に未来はないよね。』

読書

2019/3/3

 ひろゆき氏の本です。最近彼はよく本を出している印象です。率直に言うと自分はあまりひろゆき氏は好きではありません。論理的に正しいことを言ってても心に響きません。2ch的な論破というスタイルを感じさせるせいか分かりませんが、単なる好き嫌いという個人的な好みの問題かもしれません。

 さて、そのひろゆき氏の本をなぜ敢えて買って読んだのかと言うと、この不満のある日本の現状、及び不安のある日本の将来について、何か答を教えてくれるのではないかと思ったからです(それも彼らしい皮肉な考え方で)。

 本の論旨として一番心に残ったのは、やはり子供の教育に投資するお金が少ない、少子化対策を疎かにしている。高齢者優先の政策になっているというところです(p164)。選挙制度上仕方ないとも言っています。

 後進の道を作る、後進に道を譲る、共に大事な考えです。未来は考えず、今の自分の世代さえ助かればよいと考えるのは浅ましいと思います。派遣労働者の薄給からの未婚・少子化は、将来の実を種をすべて刈り取って今食べつくしてしまう行為だと思います。資本主義からの強欲、からの弱肉強食も行き過ぎると、食べるエサを食い尽くしてしまうでしょう。

 

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